2012年 01月 25日 ( 2 )

ウォール街を占拠せよ
#OCCUPYWALLSTREET
2011年07月13日 - アドバスターズ
原文:http://www.adbusters.org/blogs/adbusters-blog/occupywallstreet.html

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 9万人の救世主、反逆者、過激派のみなさんこんにちわ!

 我々の未来にとって良い前兆となる、革命的な戦術における世界的移行が現在進行中だ。タハリール広場とスペインの野営(acampadas)の混ぜこぜであるこの新しい戦術が何であるか、その精神は次の引用によくとらえられている。

 反グローバリゼーション運動は、道のりの第一歩だ。振り返ってみると我々のモデルは、オオカミの一団のように体制を攻撃することにあった。そこには最高位の雄、一団を率いるオオカミが背後にいた。今やこのモデルは進化した。我々は1つの大きな群れとなった民衆なのだ。

―レイムンド・ヴィエホ、ポンペウ・ファブラ大学、バルセロナ、スペイン

 この新しい方式の美しさ、そしてこの新しい戦術をエキサイティングなものにしているのは、そのプラグマティックな簡潔さにある:我々はお互いに物理的な集まりで、ヴァーチャルな集いで話し合う……我々は我々のたった1つの要求が何であるかに焦点を合わせる。想像力を目覚めさせるような、そしてできれば我々を未来のラディカル・デモクラシーへと押し進めるような要求だ……我々は外へと繰り出し、単独的で象徴的な意義のある広場を掌握し、我々のケツをかけてそれを起こすのだ。

 我々の民主主義の腐敗させている者どもに対して、この新しき戦略を展開させる時がやってきた。それはウォール街だ。アメリカの金融におけるゴモラ(罪悪の町)だ。

 9月17日、我々は2万人の人々がマンハッタン南端部へと押し寄せて、テント、調理場、平和的なバリケードを設置し、数ヶ月の間ウォール街を占拠するのを見たい。いざそうなれば、我々は1つの要求を多くの声で絶え間なく繰り返すだろう。

 タハリール広場の抗議運動が成功した大方の理由は、エジプトの人々が自分たちが勝つまで直接的な最後通牒――ムバラクは退陣しろ――をいくどとなく繰り返したせいにある。このモデルに従うならば、等価となる我々の単純な要求は何に当たるだろうか?

 これまで聞いた中でもっともエキサイティングな候補は、なぜ現在アメリカの支配層が民主主義の名に値しないのか、その核心をついたものだ。我々はバラク・オバマに、ワシントンにいる我々の代表者たちに対する、財界の影響を終わらせるための大統領委員会を任命するよう要求する。今こそ企業の支配は民主主義ではないと声をあげる時だ。さもなくば我々に望みはない。

 この要求は現在の国民的な雰囲気をとらえていると思われる。なぜならワシントンの腐敗を一掃することは、右翼であれ左翼であれ、切実に望み、また支持するものであるからだ。我々2万人の人々が、我々をウォール街から追い払おうとするあらゆる警察や州兵の試みに対して、数週間以上耐え抜けば、オバマも我々を無視することができなくなるだろう。我々の政府は公然と、人々の意志とワシントンの利益のどちらを選ぶのか強いられることになるのだ。

 これはアメリカにおける新しい社会的変動の始まりとなるかもしれない。現在の権力構造にとらえられているティー・パーティー運動を乗り越えて、グラス・スティーガル法を復活させることによって、世界中の1,000のアメリカ軍基地の半分を撤廃することであれ、企業の犯罪に対して三振法を制定することであれ、我ら民衆が私たちが望むものを始めるのだ。まずは1つの素朴な要求から始めよう――政治から金を引き離す大統領委員会だ――我々は新しいアメリカのためのアジェンダを設定するのだ。

 我々の1つの要求がどのようなものであるべきか、コメントを投稿してほしい。そして勇気を振り絞って、テントを背中に、復讐の9月17日にウォール街へと向かおう。



野生のために、
カルチャー・ジャマーズHQ




訳者コメント:
 昨年2011年7月におけるアドバスターズによる記念すべき「ウォール街を占拠せよ」の呼びかけ。前の記事と合わせて読んでほしい。今読むとまだ暗中模索の部分がありながら、マネーあるいは財界が政治を腐敗させているという認識はこの当時からはっきりしていたことがわかる。それにしてもほんのわずかな部分だけだが、アメリカ軍基地の撤廃に触れた部分があり興味深いところだ。

 文体的には、ユーモアを感じる部分もあり、そのように訳してみたがうまく訳せたかどうか?




by BeneVerba | 2012-01-25 13:22 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)
我々は何者か?
Who We Are
2011年07月16日 - ウォール街を占拠せよ
原文:http://occupywallst.org/article/who_we_are/


 2011年7月13日、アドバスターズの「カルチャー・ジャマーズHQ」が、行動の呼びかけを発した。「ウォール街を占拠せよ!」と。定められた目標は、2011年9月17日、2ヶ月かそれ以上の期間その場を占拠すべく、ニューヨーク州ニューヨーク市のウォール街に、2万人の人々を集めることである。エジプト、スペイン、オアハカ、その他世界の民衆的な集いに触発されたもので、それらに集まった人々は、1つのはっきりした、統一された要求へと通じる、共通の声を見つけようとしている。

 それこそが我々が OccupyWallSt.org を開設した理由である。情報技術の発達は、人々が緊密に連絡を取り合うことを容易にし、お互いに助け合って共同の目標を達成することを容易にしている。我々の狙いはそれらの道具を我々の利用者――この出来事の真のオーガナイザーたち――に提供し、ウォール街の占拠を成功させることにある。おそらく我々は人々に何かを見つけ出し(fish)たり、実行したりするように教えることはできないだろう。しかし、我々は素晴らしい道具(fishing pole)を作り上げることができる。

 しかし、それらの道具を自由に利用できるようにするだけでは充分ではない。それらの道具は民衆のものである必要がある。そこで我々は我々の作品がオープン・ソース・プロジェクトとしてリリースされるように、時間をかけた。このやり方なら、我々のリーダーシップに依存することなしに、他の人々が我々の作品を使ったり、手を加えたりすることができる。

 あらゆる国家の主権者たる人民は、それらの国家の運命を導く権力、権利、義務を有する。多くの人々はそのことに気付いていない。オーガナイザーはその気付きのプロセスをもたらすことができる。

 一体なぜウォール街を占拠するのか?なぜならそれは我らのものだから!そして、我々はそうすることができる!



訳者コメント:
 ウォール街を占拠せよ(http://occupywallst.org/)の公式サイトの(おそらくは)最初の投稿で以前から訳そうと思っていたもの。アドバスターズの方の行動の呼びかけも訳すつもりなので、しばしお待ちを。というわけで風邪も治ったことだし、ぼちぼちやっていきます。

by BeneVerba | 2012-01-25 11:41 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)