「僕の人生を占拠してくれないか?」リバティ広場でのプロポーズ
Occupy My Life (Marriage Proposal at Liberty Plaza)
2011年10月16日 - ビージーとデブ
原文:http://www.youtube.com/watch?v=3KzMT2u0nlE



訳文:
マイク・チェック!

デブ!

僕が君をここに連れてきたわけはね、デブ、このみんなを使って、君がずっと待ち望んでいたあることを伝えたいからなんだ。けれど短くても一年も前から、君への愛を示す機会を待っていたんだよ。君の全て、君が信じるもの全てに対する愛を示す機会を。だから少しばかり言わせてもらえないか。その瞬間が今なんだ。僕が大好きで信じているみんなの声を使って、君に結婚してもらえないかどうか訊きたいんだ。この運動がどうなるかわからない。けれど、僕はそれがこの告白と同じくらい成功することを願っている。だから、デブ、僕の人生を占拠してくれないか?

いいわ!


訳者による書き起こし:
Mic Check!

Deb!

I brought you, Deb, for all these people to give you something you desired for a long time. At least a year, so I say, but I'm waiting for a moment digging up to demonstrate my love for you, all you are and all your believing. So, got my speech a little bit. That moment is now, using all those people that I'm loving and believing and their voices to ask you to marry me. I don't know what is going to happen to this movement, but I hope it has as successful as a marry just gonna be. So, Deb, will you occupy my life?

Yes!


訳者コメント:
 The New York Timesのこの記事経由で知った、「ウォール我を占拠せよ」参加者による愛の告白の場面。女性はデブ・ゼップ(Deb Zep)という名前で、動画は告白した本人がアップロードしたものであるらしい。彼のチャンネルによれば、名前はビージー(Beezy)となっている(付記:Beezy Douglasとのこと)。

 訳者が、聞き取って書き起こしたものの翻訳であるため、正確さには自信がないが、それでも彼らの愛だけは伝わるはずだ。これは人間マイクロフォンが愛を伝えた瞬間だ。

# by BeneVerba | 2011-10-23 12:31 | 翻訳 | Trackback | Comments(2)
We Are the 99% (As We Gather Together)
2011年10月20日 - ビリー牧師
原文:
http://www.youtube.com/watch?v=IgEdrh617qs
http://www.nycga.net/resources/declaration/






We are the 99%...
We are the 99%...
We are the 99%...
We are the 99%...

私たちは99%だ……
私たちは99%だ……
私たちは99%だ……
私たちは99%だ……

We are the 99%
We are the 99%
We are the 99%
We are the 99%
We are the 99%
We are the 99%

私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは99%だ

Mic Check
Mic Check
Mic Check

マイク・チェック
マイク・チェック
マイク・チェック

As we gather together in solidarity
To express a feeling of mass injustice
We must not lose sight of what brought us together
We write so that all people who feel wronged
By the corporate forces of the world

私たちは連帯しつつ共に集う
とてつもない不正義に対する感情を表現するために
何が私たちをここに連れてきたのかを見失ったりはしない
私たちはこれを書く、不当な扱いを受けたと感じている全ての民衆が
世界の企業の力によって、不当な扱いを受けている全ての民衆が

Can know that we are your allies
As one people, united

私たちは、あなたの仲間なのだと知ることができるように
一つになった民衆として団結し

We are the 99%
We are the 99%
We are the 99%

私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは99%だ

Mic Check
Mic Check
Mic Check

マイク・チェック
マイク・チェック
マイク・チェック

We acknowledge the reality
That the future of the human race requires
The cooperation of its members
That our system must protect our rights

私たちは次の現実を承認する
人類の未来は要求するのだ
その成員の協働を
私たちの体制は私たちの権利を守るべきなのだ

And upon corruption of that system
It is up to the individuals to protect their own rights
And those of their neighbors
That a democratic government derives its just power from the people

そして腐敗した体制においては
自身の権利を守ることが個人の責務となるのだ
隣人たちの権利を守ることも責務となるのだ
民主政府はその正当な権力を民衆に由来するのだ

But corporations do not seek consent
To extract wealth from the people and the Earth

だが、企業は決して同意を求めたりしないのだ
民衆と地球から富を絞り出すことについて

We are the 99%
We are the 99%
We are the 99%

私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは99%だ

And that no true democracy is attainable
When the process is determined by economic power

そして、真の民主主義は達成できないのだ
その手続きが経済の力によって決定される時には

Mic Check
Mic Check
Mic Check

マイク・チェック
マイク・チェック
マイク・チェック

We come to you at a time
When corporations which place profit over people
Self-interest over justice and oppression over equality
Run our governments

同時に私たちはあなたのところへとやって来た
民衆より利益を重んじる企業が
正義より私欲を重んじる企業が、平等より抑圧を重んじる企業が
私たちの政府を運営しているのだと知らせるために

We are the 99%
We are the 99%
We have peaceably assembled here
As is our right, to let these facts be known

私たちは99%だ
私たちは99%だ
私たちは平和的にここに集まった
私たちの権利として、これらの事実を広めるために

We are the 99%!

私たちは99%だ!


下:もうひとつのヴァージョンも紹介(例によって@byondakiさんから)。こちらも素晴らしい。非常に生々しくパワフル。これがアップロードされた日付は10月18日になっている。いずれにせよ、この数日間に出てきたものだと思われる。それにしても、素晴らしい。ずっと聴いていたい。そして一緒に歌いたくなる。




訳者コメント:
 「ビリー牧師と買い物止めようコーラス(Reverend Billy & The Stop Shopping Choir)」による、「ニューヨーク市の占拠の宣言」の前文の感動的で美しく、力強い楽曲化を紹介する。

 この深く感動的なコーラスの中には、9月29日の「ニューヨーク市の占拠の宣言」に基づいているのはもちろんのこと、その後現れた「We are the 99%」というスローガンや、「人間マイクロフォン」までもが盛り込まれていることがわかるだろう。

 何人もの人が指摘するように、人間マイクロフォンは音楽のコール・アンド・レスポンスを思い起こさせる。ビリー牧師たちは、素晴らしいやり方で、まさにそれを実証して見せたわけだ。こうしたグループが出てくるのも「ウォール街を占拠せよ」運動の面白さであり、可能性だろう。

 話は変わるが、前の記事で紹介した「NY金魚 - ナオミのチャントから、この大陸での太古からの母権民主制を思う」には、こう書かれている。
 ここにいたって、資本主義を批判するのにわれわれは、ナオミやスティグリッツのことばを反復し、反芻し、くり返し、すべてを暗記するまでに声にする。そのおおぜいの声は宇宙に向かってこだまし、99%のわれわれにとっていったいなにが悪かったのか、魂の底まで納得できるような理解が生まれる

 革命とは案外、そんな原始的な方法で個々を変革することなのかもしれないと、いま感じている。

*協調は引用者による。
 NY金魚さんは、ネイティブ・アメリカンの民主主義のあり方に、あるいは、ナオミ・クラインの演説にそれを見ていると思われるが、そこにさらに、この「We Are the 99% (As We Gather Togethor)」を重ね合わせて考えてみるのも、面白い考え方だ。それが何であるのか名指すことは難しいが、コール・アンド・レスポンス的な共働の営みから生まれる共感や合意があるのではないか、と私は今考えている。

 訳に当たっては、「レイバーネット - ニューヨーク占拠宣言:『私たちが99%』の曲ができました」、「虹とモンスーン - Occupy Wall Street-ウォール街を占拠せよ ニューヨーク声明」、「今日、考えたこと - 『ニューヨーク市の占拠の宣言』」を参照した。これらの訳者たちに感謝の言葉を申し上げる。

 なお、原文URL先にあるように、この曲のMPが配布されていることを付け加えておく。


10/23の更新:
 訳文をあらため、歌詞的であるよりも、英語の歌詞を理解する補助とする方向で手直しした。上のコメント欄を、大意を変えないようにしつつ、多少の手直しを加え、さらにNY金魚さんのブログ記事からの引用とそれに対するコメントを付け加えた。

 エキサイト・ブログではTABLEタグが使えないため、苦心の末段差をつけるというやり方で、原文と訳文を併置した。少しでも可読性が増していれば幸いである。

 なお、この機会に述べたい。私のブログに対してもっとフィードバックがほしいと感じている。コメント欄及びトラックバックの承認制は、スパムやレイシスト、歴史修正主義者などの否定されるべき価値観の持ち主に対しての防衛である。また、リンクは自由にしてほしい。

 トラックバックやコメントすることに、気後れしないでほしい。そして、リンクを貼る際には、このブログが参照元であることを明示してほしい。インターネットの片隅の孤独なブロガーから、読者の皆様に対して、時折の私へのささやかな力づけ(エンパワーメント)をお願い申し上げる。

2012/7/8の更新:

 全角空白での表記を止めて、<center>タグを使用して中央揃えとした。

# by BeneVerba | 2011-10-22 17:27 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)
アメリカの民衆は私たちを支持している
The American People Agree with Us
2011年10月20日 - マイケル・ムーア
原文:
http://www.youtube.com/watch?v=6bT8ust5oIw
http://www.youtube.com/watch?v=xmqPp1cncek






 君たちは、この国の歴史において、最も重要な運動の一つを始めた。なぜなら、この国は民主主義国家として建設されたからだ。それはつまり、私たち民衆が統治するということだ。そして、私たちの代表としてワシントンにいる人たちは、私たちの意志によってのみ、そこにいるということだ。

 You have started one of the most important movements in the history of this country. That's because this country was established as a democracy. That meant that We the People were to govern. And that those who represent us in Washington are only there by the will of the people.

 どの世論調査も、アメリカの民衆の大半が、私たちを支持していること示している。ここリバティ広場にいる私たちをだ。私たちは、今夜ここに来られなかったその大半のアメリカの民衆の代表として、そして代理としてここにいるのだ。

 Every single public opinion poll shows that the vast majority of the American people agree with us, here in Liberty Plaza. We are here as representatives and stand-ins for that vast majority of people who can't be here tonight.

 だが、この数週間この国を駆け回って言えることは、君たちがここに彼らの代理として存在することに、本当に多くの人々が感謝しているということだ。ありがとう!

 But I'm here to tell you, having traveled across this country in the past few weeks: There are so many people grateful for you being their stand-ins. Thank you!





 私は、これからキース・オルバーマンと対談する。なぜなら、主流派メディアにこの出来事を、この蜂起を、この民衆のための反逆を報道させることが、当初からの私の仕事だからだ。

 I'm gonna go talk to Keith Olbermann now because it's been my job since the beginning to get the mainstream media to cover this event, this uprising, this rebellion for the people.

 そして、私は大勢の中の一市民であることに光栄だ。私がここにいることに感謝させてほしい。私がこの運動の一部であることに感謝したい。私は、君たちと一緒にこの運動の一部でいられて、とても幸せだ。

 And I am honored to be just one citizen amongst many. Thank you for being here. Thank you for being part of this with me. I'm so happy to be part of this with you.

 私たちは、ここでみな平等だ。声を上げ続けよう。決して諦めないようにしよう。この闘いは長いものになるだろう。私たちはどこにも去らない!

 We're all equals here. Let's keep our voices strong. Let's not ever give up. This struggle may be long. We're not going anywhere!



訳者コメント:
 「ウォール街を占拠せよ」の常連であるマイケル・ムーアのごく短い演説を、少しでも「ウォール街を占拠せよ」運動に、マイケル・ムーアに興味を持ってもらえないかと思って、原文の書き起こしと一緒に掲載してみた。

 彼のYouTubeのチャンネルは、どうやら書き起こしを一緒に掲載する方針らしいので、おすすめだ。英語と共に今のアメリカを知ることができると思うのだが、どうだろう。誰かそういう風にでも関心を持ってくれる人が現れたら良いのだが。

 私的に気になるのは、以前から感じていたことだが、「ウォール街を占拠せよ」運動はアメリカ建国の原点に(そこには先住民の問題もあるとはいえ)立ち返ろうとしているのではないかということ、そして、やはり代表制民主主義の機能不全が問題なのではないかということだ。

 「ウォール街を占拠せよ」は、あまりにも行き過ぎた資本主義に対する民主主義の反抗なのかもしれない。

 ところで、先住民に関連しては、ブログ「壊れる前に… - 占領と連帯」と「NY金魚 - ナオミのチャントから、この大陸での太古からの母権民主制を思う」の二つの記事を興味深く読んだので、併せて紹介したい。

10/26の追記
 その後、この翻訳を元にスピーチの動画に字幕を付けたので、このエントリの中で紹介しておく。

# by BeneVerba | 2011-10-22 05:50 | 翻訳 | Trackback | Comments(0)
Twitterより自分のつぶやきを転載:

私は、「占拠せよ」とは、本来私たちのものであったはずのものを、取り戻す行為だと捉えている。民営化(=私物化)や米軍によって奪われたものを。デモの自由も含め。「占拠せよ」とは、なんらかの権威によるそれではなく、私たちによる(再)占拠だ。 #Occupy #OccupyTokyo

「ウォール街を占拠せよ」のような定住型抗議活動が増えれば、素晴らしいと思う。余りにも社会的政治的な発言が抑制されているから。ビジネスについての話ばかりだ。そこへ行けば必ず人々と出会えるという場があれば、日本的な風土が変わると思うのは想像が過ぎるだろうか? #OccupyTokyo

笑われるのを承知で、この考えを広げてみよう。日本の各街の公園を人々が「占拠」する。あなたはそこにずっと居てもいいし、好きな時立ち寄ってもいい。そして私たちは、原発や格差や差別について、情報を交換し意見を交わす。重要なのはそこに必ず人々がいるという事実だ。 #OccupyTokyo

私たち日本の「99%」が各地を私たちの手で「占拠」し、それが点在することになれば、その点と点を結ぶネットワークは、偽りの代表性、つまり小選挙区制から主流メディアまでの「1%」の日本に対抗できないだろうか。読んでいる人が笑い死にしないようここまでとするが。 #OccupyTokyo

# by BeneVerba | 2011-10-21 09:33 | 意見 | Trackback | Comments(0)
OWSスナップショット
OWS Snapshot
2011年10月19日 - ウォール街を占拠せよ
原文:http://occupywallst.org/article/ows-snapshot/


 「ウォール街を占拠せよ」運動は、活気で溢れかえっている。リバティ広場の隅々で、人々は企業の貪欲さに対して団結し、恐れることを拒否し、沈黙することを拒否している。地元のコミュニティ・センターや近隣のアトリウム、周辺の公園やカフェといった場所は、行動の計画を練り、地域の団体と調整し、報道関係者と話をし、お互いに助け合い、この運動への連帯を高めようとしているワーキング・グループたちで律動している。我々は、ウォール街の富、貪欲、窃盗のすぐそばで、大きく変化しながら成長し続けているのだ。

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「ウォール街を占拠せよ」のハイライト:

10月17日、1ヶ月記念の夜に:
 リバティ広場は美しく、都市のランプの光の下で輝いていた。占拠者たちは、清浄な通路を静かに流れ行き、都市計画委員会によって設計された新しい空間で、言葉を交わし合った。我々は、ロウソクに灯りを灯して、「我々は移動されない(We Shall Not Be Moved)」を歌った。我々は、1ヶ月記念ケーキを分かち合った。

 1ヶ月だ!1つの医療テントが設置されて、数十名の警察官がそれを取り壊そうとして列をなした時には、彼らは何百もの占拠者たちと対面しなければならなかった。ジェシー・ジャクソン牧師も参加して、我々は腕をつないでスクラムを組み、占拠者たちはニューヨーク市警と対決し、医療テントは今も同じ場所にある。これは2ヶ月目を迎える驚くべきやり方ではないか!


善き隣人たちであること:
 地域連携委員会は、猛烈なる活動を続けている。総会(General Assembly)が、5日前に「善き隣人政策(Good Neighbor Policy)」を承認したからだ。合意を完全に実施し、ビラを通して政策を広め、広場中の目立つ場所にポスターを飾り、口コミで伝えるために、ノンストップで働いている。

 ドラムの演奏は、1週間前における弾幕のような1日10時間もの演奏から、思い切って短縮された。我々は、ドラムの演奏を最優先事項と見なしつつも、1日2時間のポリシーを実行するため、瞑想を活用しながら、良識と互いの尊重とともに、ドラマーたちと活動を続けている。


ノー・ヘイト:
 それぞれ異なる出身の多くの人々が、1%の貪欲、企業の貪欲への偽の解決法、組合潰し、公共サービスの削減と民営化といったものから、悪影響を受けてきた。99%の人々は多様であり幅広い。だが、我々には連帯という原則があり、より良い世界――包摂と、尊厳と、愛と尊重の世界――を作るために、共に働いているのだ。「ウォール街を占拠せよ」に、レイシズム、セクシズム、トランスフォビア、移民への憎悪、ゼノフォビア、憎悪一般を受け入れる余地はない。


要求:
 「ウォール街を占拠せよ」のために、まさに要求を出すところだと主張するとあるグループが、話題に飢えたメディアの注目を集めた。我々の存在こそが要求である(We are our demands)。「ウォール街を占拠せよ」は対話であり、組織であり、1%の富裕層による専制政治を終わらせることに狙いを定めた行動なのだ。

 土曜日に我々は連帯して、腐敗した銀行システムに反対し、戦争に反対し、差し押さえに反対するデモを行った。我々は、「大き過ぎて潰せない」金融会社をどうやって解散させるかについて議論し、過剰なまでのウォール街の重役連中のボーナスをどうやって止めさせるかについて議論し、これらの危険な組織の占有から我々のお金を取り除こうとしている時に逮捕された

 我々は、彼らが悲しく寂しい思いをしないですむように1%の人々の重役会議室を占拠し、合法的に99%の人々の家を盗み取るためにぶっ壊れたシステムを使う差し押さえ法廷を占拠したのだ。我々は、軍の徴兵募集センターの正面で、アメリカの戦争を終わらせることを要求するデモを行い、そして数万もの我々は、大量消費社会のネオン製の心臓たるタイムズ・スクエアまで、経済的な正義を求めて行進したのだ。


 「ウォール街を占拠せよ」は、2011年の9月17日にマンハッタンの金融街にあるリバティ広場で始まった、民衆によって力を受けた運動であり、今や合衆国の100を越える都市に広がり、世界の1,500を越える都市にまで広がっている。「ウォール街を占拠せよ」は、腐敗した大銀行と、民主主義に対して力を振りかざす無責任な多国籍企業と、1世紀近くで最も大きな景気後退を引き起こした経済崩壊において、生みの親を務めたウォール街の役割に対して、反撃する。この運動は、エジプトと世界の民衆蜂起に鼓舞され、1%の最富裕層がどのように我々の未来を盗み取る危険な新自由主義のアジェンダのルールを制定しているかを、暴くためのものである。


やすし玉キングさん撮影の写真:
 原文は以上だが、ニューヨーク在住、「ウォール街を占拠せよ」にも何度も参加しているやすし玉キングさんが、この記事が掲載されたまさに当日に撮影した「善き隣人政策」の写真を、感謝しつつ、紹介する(クリックにて拡大)。
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上:「『ウォール街を占拠せよ』は、リバティ広場のあらゆる場所でのドラッグやアルコールを全面的に禁止する(zero tolerance)」「全ての人に対する暴力及び言葉の暴力を全面的に禁止する」などの条文が見える。前文として「9.11のトラウマから回復しつつある地元コミュニティとの対話に従い」とある。

下:左から二番目に「善き隣人政策」のポスター。その左の「Community Affairs」というポスターは、やすし玉キングさんによれば、連絡を取りたい人のための連絡先の掲示とのこと。運動を開かれたものにするためのこうした運営にも注目したい。彼らはひょっとして無職かもしれないが、間違いなく働いているのだ。
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訳者コメント:
 「ウォール街を占拠せよ」運動が1ヶ月記念を迎えた翌々日に、自らのアイデンティティを確認するかのように発表された文章。お読みになった通り、この彼ら自身によるスナップショットでは、「ウォール街を占拠せよ」運動のあり方がはっきり示されている。

 「占拠」を続けるために善き隣人であること、あらゆる差別へのきっぱりとした反対を表明すること、これまで何度も繰り返された運動への非難に明確に答えていることなどだ。中でも、「『ウォール街を占拠せよ』に憎悪一般を受け入れる余地はない」という言葉と、「我々の存在こそが要求である」という言葉は、端的にこの運動のあり方を示すものだろう。

 アメリカの、そして日本のメディアでも「占拠せよ」運動に対して、「要求が具体的でない」あるいは「要求がバラバラだ」という批判が繰り返されてきた。しかし、彼らは自らの存在と行動で要求を既に示している。それが「占拠せよ」運動の意義ではないだろうか。

 「まともで包摂的な社会を」 とナオミ・クラインは演説した。日本の「占拠せよ」 運動が今後どうなるかは不明である。「我々は99%だ」 という世界的に共有されたスローガンの下、日本でも再び人々が集い、「占拠」が行われる時、そこがどんなマイノリティも排除しない開かれた社会の雛形となることを強く願う。

 なお、読みやすさを考慮して、特に日本語におけるウェブ上の文章は、細かく段落分けするべきだとの訳者の判断により、原文の段落を適当に段落付けしたことをお断りしておく。

 最後に、自らが撮影した写真の転載を快く許諾してくださったやすし玉キング(@yasushitamaki)さんに、あらためて心よりのお礼の言葉を申し上げる。

# by BeneVerba | 2011-10-20 09:14 | 翻訳 | Trackback(1) | Comments(0)