怪訝な自体が進行中である(進行中であったと書くべきか)。自衛隊を合憲をとする人物が率いる社会運動団体が、あろうことか平和勢力として安倍政権に敵対するものと見なされているのだ。

僕はどっちかというと護憲、自衛隊合憲、彼は、自衛隊の法的安定性の為に改憲するべき立場
https://twitter.com/aki21st/status/646874083347464192

 こんなあほらしいことはない。SHIELDsのスポークスマンである奥田愛基は、Twitterで自衛隊合憲論者であることを明らかにしている。自衛隊合憲論者を担ぎ上げる平和運動とは何だろうか?自衛隊合憲論者が、そのことを問われることなく、まつりあげられことの悪影響大きいのではないだろうか。

 また、全国で安保法制に反対したのは、SHIELDsだけでもない。まるだSHIELDsだけが反対したかのような、このような注目の浴びせ方は良くないのではないだろうか?

 それにまた、SHIELDsは運動内の国民主義やセクシズムや国民主義(「国民舐めるな」)をでもある。

 また、弾圧が起きたときに、奥田愛基のアカウントが妙なことを口走っていたのも気になる。現在は削除されているが、奥田は「中核、革マルまじでやめて欲しい。何なんだよあれ」とツイートしていたのだ。

 自衛隊にも天皇制にも日の丸にも反対しない、弾圧にも反対せず、警察の言うことはよく聞く。つまりはそれが「良い社会運動」「新しい社会運動」なのだろう。これはマスメディアの求める人畜無害な運動とぴったり重なり合わさる。結局、「権力と比べて」ではなく、「既存の運動と比べて」シェアを拡大できればいいのだ。

 多少異議を申し立てこそすらが、社会の根本本は揺るがさない運動。デモの後にゴミ拾いをする運動。デモの後にゴミ拾いをするというのは象徴的で、社会の中にあるマナーの方がデモより上というかれらの価値観をよく表している。

 偽物のデモが起きることは、デモが起こらないことよりも絶望かもしれない。確実なのは、日本社会も日本の社会運動もこれ以上悪くなるであろうことだけだ。

by BeneVerba | 2016-03-07 05:01 | 意見 | Trackback | Comments(2)