*この文章は、ツイッターなどで発表した文章をそのまま転載したものです。書き直そうかとも思ったのですが、面倒くさいので。

 深夜でもあるし、人も少ないから……というわけでもないが、一つ告白をしようと思う。自分でも恥辱のあまりに今まで認めるのが難しかった告白だ。

 

 私がルーツを公にした日時ははっきりしている。自分のブログのこのエントリで、明らかにしたからだ。これを書いて眠った翌日に起きて、最初に思ったことは「とうとうルーツ明らかにしてしまったな」ということだった。

 https://beneverba.exblog.jp/20028448/

 そして上のエントリには、こうっきり書いている。自分は「韓国籍だった祖父(故人)を持つ日本国籍者として生まれた」と。全てははっきりしてあるのだ。それに当たり前の話だが、国籍も血も選べはしない。

 

 それまで、勝手に私のことを「日本人」だと前提して話しかける人々がいることに、仕方がないと思いつつも嫌気がしていた。また、「朝鮮人」であることを明らかにすることで、それ相応の差別は受けることになるだろうとも思っていた。

 

 ところが、まさか「凡」や「主水」のように、「お前日本人だろ」とか「自称在日朝鮮人」などと言って、人を貶める人が現れるとは思わなかった。在日朝鮮人は、日本と朝鮮半島に引き裂かれて悩んできたはずだった。それと同じ仕打ちを「日本籍在日朝鮮人」にするとは。

 

 筆の運びのついでに書いておくと、凡はまた私に私が受けたのは「民族差別ではない」と言ったのだが、これは少なくとも二つの意味で間違っていると思う。一つは、全朝鮮民族に対する差別ではなく、その人個人に対する差別であっても、民族的な要素があるなら民族差別であること。

 

 もう一つは、凡が(おそらく自分では気付いていないのだろうが)、自らのイデオロギーに立ってこのような判断を下していること。また当たり前のことながら、「#大月書店」のような悪徳出版社から誰かが本を出すときに、私と同じような仕打ちを受ける可能性があるのだから民族差別と呼ぶのは正しい。

 

 本題に戻ろう。私が自分のルーツを家族や親類を除いて、初めて明らかにしたのは、問題の大月書店編集者岩下結だ。大月書店はゴリゴリの日本共産党系ではないかのように見えたし、岩下は信頼できる相手に見えた。そして、その療法とも間違っていた。

 

 私は、生まれて初めて自分のルーツを明らかにした相手から、ものの見事に裏切られた。しかも、相手は「老舗左翼出版社」なのだ。

 

# by BeneVerba | 2019-05-15 23:25 | 意見 | Trackback | Comments(0)