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![]() ギル・スコット・ヘロンは、一九七一年に「革命はテレビに映らない(The Revolution Will Not Be Televised)」とラッピングした。スライ・ストーンは、同じ年に発表されたアルバム「There's a Riot Goin' On(暴動が進行中である)」に、アルバムと同名の「曲」を入れた。マーヴィン・ゲイはやはりこの年に発表されたアルバムのタイトル・トラックで、「今起きていること(What's Goin' On)」に目を向けるように呼びかけた。 その四〇年後にあたる昨年二〇一一年、とてつもなく多様で流動的な反資本主義運動「ウォール街を占拠せよ」(OWS)が起きた。 OWSやその周辺の情報について調査していると、自分のブログに突き当たることがよくある(もちろん、それまで存在を知らなかった情報にたどり着くこともある)。あるいは関連する情報を調べていくと、まとまったものが存在せず、複数の記事が伝える断片から全体を構成しなければならなかったりする。 この問題は、『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』の訳註を書く時に、深刻なものとなった。参考にできる書籍はほとんど存在しなかった。情報を求めて、一日中インターネットをあさり、わずかな記述のために図書を読み、問い合わせのメールを送信する日々が続いた。そうした調査の結果が訳註の一行や一節に変わった。訳註のみを書く専門家を雇いたいと思った。 『はじまりの物語』が発行されたのは、奥付では九月一七日である(実際には配本はもっと遅れた)。ニューヨークからのルポが寄せられている『デモ!オキュパイ!未来のための直接行動』は、八月二八日発行。『市民蜂起/ウォール街占拠前夜のウィスコンシン2011』が一〇月一日発行。昨年に始まったことが、本格的な日本語の情報になり始めたのはごく最近のことだ。今後には、作業中と聞いている、スペインの五月一五日運動についての書籍の邦訳が控えているはずだ。 世界の運動は進行中である。今も動いている。私はそのような条件のもとに訳している。このブログやその他で。 これからより情報が伝わるにつれて、日本にいる人々が世界の動向に気付き始める可能性はある。だが、運動の情報を日本語に翻訳したり、それを読んだりするよりも――それも悪くないが――もっと良いのは、おそらく何かに参加することであり、自分(たち)で何かを始めることだ。
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by BeneVerba
| 2012-10-27 05:52
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『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』へのTwitter上での感想その他
2012年10月26日 原文:http://togetter.com/li/394800 ![]() 説明: 私が翻訳した『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』についての現時点での感想を集めてみました。残念ながら、日本のOWSに対する状況は、不十分な報道を元に、勝手に想像したOWS像に基づいて論評されている状態です。 皆さんもぜひTwitterその他で、この本へのフィードバックをお寄せ下さい。また、リストに自分のツイートも入れてほしいと言う方、あるいは、Togetterには自分のツイートを使ってほしくない方は、コメント欄もしくは私のTwitterでお知らせ下さい。 - 大月書店:『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』 http://www.otsukishoten.co.jp/book/b103380.html ツイート: ライターズ・フォー・ザ・99% 著・芦原省一訳 『ウォール街を占拠せよ はじまりの物語』 http://t.co/2NjZoK1l を版元の大月書店から頂いた。感謝。解説を書いている高祖岩三郎氏は、ウォール街占拠運動に深くかかわっている方。この本は大いに期待できる。写真も多数。 kawazoemakoto 2012/09/28 11:17:13 すばらしい力作です!@BeneVerba さんが半年かけて翻訳してくれました。写真・訳注の豊富なウォール街占拠の定番本!★『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』(芦原省一訳・大月書店)http://t.co/l0785AYk ★ブログ案内http://t.co/HM3iXfYB beyondaki 2012/10/03 18:09:47 @amardayo ちょっと、宣伝も兼ねていますが、でも当事者たちの声が豊富な良い本だと思います。岩波の本(「私たちは99%だ」)よりずっと具体的です。これでスペイン本があれば、完璧ですね。 @BeneVerba beyondaki 2012/10/03 18:38:42 みなさん、オキュパイ・ウォールストリートはすでに終わったと思っておいででしょうけど、そんなことはありません。本体はネット上の平滑空間に移行し1周年とかメーデーとか、大統領選討論会時に条里空間たるリアルの場に舞い降ります。中心を持たないこと、あるいは全員がリーダーとなることの実践。 gonoi 2012/10/04 12:34:21 『ウォール街を占拠せよ はじまりの物語』( @BeneVerba さん翻訳、高祖さん解説)http://t.co/TKfgClYY を大月書店さんからご恵投頂きました。いまの非制度的・非議会主義の直接民主主義を知る上で必読の書。装幀はRLLの川邉雄さん、作品として見ても綺麗デス! gonoi 2012/10/04 12:43:51 『ウォール街を占拠せよ――はじまりの物語』(芦原省一訳、大月書店、2012年10月刊――奥付は、「一周年記念」の9月17日「第一刷発行」となっていますが)読了。BeneVerbaさん、よい仕事をされました。芦原さんのご苦労に感謝。http://t.co/E0DbPjvG hirotatessai 2012/10/08 10:51:07 山形が即席訳したが、訳者本人は全く理解できていないイエス!マガジン本のエッセンスを引用する。(1)People who've experienced the power of having a voice will not easily go back to silence. hirotatessai 2012/10/13 11:23:43 (2) People who've found self-respect will work hard to avoid a return to isolation and powerlessness; the Occupy Wall Street movement hirotatessai 2012/10/13 11:24:55 (3)gives us reason to believe that we the people can take charge of our destinies. The 99% are no longer sitting on the sidelines of history hirotatessai 2012/10/13 11:25:57 we are making history.歴史をつくるのは民衆だ、と言っている。2012年のケベック、チリ、ギリシャ、スペイン(まだある)の運動を山形は知らないのか。2011年「から」の運動のグローバル連動性・相互ネットワーク性は、いまも続いているし、「未来を予示」している。 hirotatessai 2012/10/13 11:31:40 まあ、「相手にする必要もない糞」かもしれませんが、糞に言いがかりのケチをつけられた「新進気鋭の翻訳家」の芦原さんを応援したくなりました。 hirotatessai 2012/10/13 11:48:27 それにしても、アルゼンチンの2001年危機について調べれば調べるほど、いまギリシアやスペイン――否、世界中で起こっていることとの類似性に気づかされる。ネオリベラリズムがもたらした危機は深く、グローバルなものであり、それに対する抵抗も深く、グローバルに連動している。 hirotatessai 2012/10/13 12:16:59 「2011年から」の運動は、今も続いている――否、拡大しているし、明らかに未来(の、すくなくとも、「もう一つ」の方向性)を予示している。このことに気づかない「知識人」や「ジャーナリスト」は似而非だし「糞」だ。このことは、いずれ歴史が証明するだろう。 hirotatessai 2012/10/13 12:21:03 ちなみに、わたしは「左でも右でもなく前へ!」主義者のデモクラットである。右翼や中央派でないのは明白だろうが、旧左翼でも新左翼でもないので、誤解なきよう。笑 hirotatessai 2012/10/13 12:26:13 出かける前にもう一言。芦原さんの翻訳書のメリットは、①OWS内部の対立と多様性が具体的に描かれている点、および、②OWSがある意味では「計画され、組織された運動」であったことを明らかにした点にある。この二点は、それ以前の二冊の邦訳書では読み取れなかった点だ。。 hirotatessai 2012/10/13 12:59:30 Writers for the 99%著「ウォール街を占拠せよ」感想文。民主主義に多数の入り口をつくろうと草の根運動<人間マイク>は訴える。差別に対する闘いを欠いた入り口はひとつもない。このウォール街人民広場という開かれたテクストを日本人がどう読もうとするのかという問いかけがある owlcato 2012/10/14 21:50:52 Writers for the 99%著「ウォール街を占拠せよ」感想文。民主主義に多数の入り口をつくろうと草の根運動<人間マイク>は訴える。差別に対する闘いを欠いた入り口はひとつもない。このウォール街人民広場という開かれたテクス http://t.co/wZxGrx3i owlcato 2012/10/14 21:52:31 ライターズ・フォー・ザ・99%『ウォール街を占拠せよ』(大月2012)拝読。ジェネラルアセンブリーの運営、人民マイク、トゥインクリング、公園における内部対立の様相まで、「OWSそれ自身が語るような本」というように、類書の中ではOWS運動の内実を最も詳細に記録するものとして拝読。 AkaiOHI 2012/10/15 01:30:04 『ウォール街を占拠せよ はじまりの物語』http://t.co/0QaArKnl この本、けっこうおもしろくて参考になるんだけど、訳文がヘボすぎて読み進めるのがしんどい。@BeneVerba は改訂版を出すべし。 kdxn 2012/10/15 01:13:00 お買い上げありがとうございます。「日の丸と歴史修正主義を許容しない、レイシズムを許容しない、団体旗を禁止しない」の明確化はまだでしょうか? RT @kdxn 『ウォール街を占拠せよ はじまりの物語』http://t.co/SuLozZBy この本けっこうおもしろくて参考になる… BeneVerba 2012/10/15 04:12:50 @BeneVerba 歴史修正主義とレイシズムは許容してませんし団体旗は禁止してません。 kdxn 2012/10/15 04:13:40 @kdxn 針谷大輔を許容しているでしょう。 BeneVerba 2012/10/15 04:14:52 @BeneVerba 針谷大輔というのは人の名前であって、歴史修正主義ともレイシズムともイコールではないです。 kdxn 2012/10/15 04:15:49 @kdxn ふーん、そうですか。 BeneVerba 2012/10/15 04:17:14 僕としては原文が見える(推測できる)訳文でよかったけどね。記録として読むか、運動論として読むか等によっても評価は違ってくる。こういう意見もあるだろうね。> [ユーモア:『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』を反原連の野間氏が大絶賛!!] http://t.co/bu90DpHN spiral_cat 2012/10/15 19:32:16 「ウォール街を占拠せよ」を読んでる途中。訳文がいささか生硬だという印象はあるけれど、野間先生がいう風にへぼだとは思わない。原注がほぼない(学術論文の類ではないので)が、訳注で補われている説明は素晴らしい。 ShiraishiM1970 2012/10/15 20:12:43 「ポキュパイ」の章ぐらいまで読んだ。ジェネラルアセンブリーという徹底した直接民主主義の追求と、そこから予め排除されていると感じる集団の葛藤。それは占拠以前の社会関係からの地続き。内部から誠実にそれを語った記録であると思う。 ShiraishiM1970 2012/10/15 20:24:25 「ウォール街を選挙せよ はじまりの物語」をかった。いま、ブルックリン橋高の章。700人大量弾圧の件。涙腺が崩壊ぎみだ。電車の中なのにやばい。 secretaria1988 2012/10/21 11:11:16 「逮捕を喰らうまで、私がいつも抱えていた問題の一つは、...そう、いつもぶらついたり、あれこれくだらないばかりやっていたが、本当には人々にであった感じがしなかったということだった」ウォール街を占拠せよはじまりの物語p.55 secretaria1988 2012/10/21 11:17:52 アーレントは〈活動〉こそが、現れのためのものだと言う。活動は、OWSは、人々から奪われていた〈活動〉を回復するインフルであり、手続きだったのかも。そして、OWSによって人々は現れてきたのではないか。 secretaria1988 2012/10/21 11:24:27 OWSもう一つの物語。まだまだ読んでいる途中。ブルックリン橋の大弾圧で質的転換、拡張を迎えるというのが面白い。クレバーに「逃げた」人、逃走を助けた人も含めて。弾圧はあるし、逃げたいし、逃げることは自然でまともだ。だけど、引き受けざるえない人がいて、そこから、またはじまる。 secretaria1988 2012/10/22 00:52:36 ブルームバーグヴィル、NYCGA、OWSの運動の共通点で、「とりわけ重要なのは、世界中の抗議者たちが、象徴的な重要性を持つ空間を占拠し、意志的に共同体を築き上げながら、自分たちが住みたいと望む社会…の、縮小版を創造しようとしていること」(『ウォール街を占拠せよ はじまりの物語』) shiro_yamate 2012/10/22 12:44:32 いま、気づいたらスタバでOWSの本を読んでいた。偽サヨクなのがバレる。あー、情けない。 http://t.co/5P7jV8hz secretaria1988 2012/10/22 18:37:37 「私は司書。図書を整頓することができる。今このとき、図書を整頓することは革命的行為」OWSもう一つの物語p.94 secretaria1988 2012/10/22 19:26:05 人民図書館の古本屋のくだりはやばいな。不覚にも落涙。それもスタバ。くそ。 secretaria1988 2012/10/22 19:35:05 ジェシー・ジャクソンが、参加するために花壇をよじ登っていた。ジャクソンは、「私は訪問しているのではない。占拠しているのだ」と言い、抗議者たちと腕を組んだ。/警官たちは引きさがり、やがて消えていった。OWSもう一つの物語p.122 secretaria1988 2012/10/22 20:06:47 「『ウォール街を占拠せよ』は、自分たちが明言するほど多様でも安全でもなかった」「この運動は、差別を感知する能力を欠いた欠陥論理を、危ういほど黙認する個人たちによって、人種的に敵対する社会の中に生み出されたものだった」 OWSもう一つの物語p.143 secretaria1988 2012/10/22 20:27:38 (リブカの)六歳と十二歳の娘たちは、占拠の期間中、ほとんどの週末をズコッティで過ごしていた/リブカがいつも冗談として口にするように、「これは家族のお出かけかしら、それとも革命?」なのだった。 secretaria1988 2012/10/22 21:03:44 『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』が正式な書名となります。@secretaria1988 BeneVerba 2012/10/23 16:35:08 『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』の「ポキュパイ」の章には、「占拠がマイノリティにとっては、経済的苦境だけでなく、OWSがもう一つの負担となっていることが書かれています(もちろんそれだけが書かれているのではありません)。続く。 BeneVerba 2012/10/23 20:26:12 (承前)気になるのは、私と同じ反原連批判の態度をとる立場の人に、「占拠運動は白人中心主義」「占拠運動は帝国主義の問題を考えていない」という誤解ないし見解が多そうなことです。 そうした問題について積極的に触れているのは『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』だけです。ぜひお読みを。 BeneVerba 2012/10/23 20:40:40 今読了。1冊のパンフレットや書籍を、人を活動家にさせる事がある。これはそういう稀有な例の一つだと思う。占拠したい!Rt @BeneVerba: 【RT希望】◆『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』 http://t.co/syBjDIrd secretaria1988 2012/10/25 18:07:27 やや真面目に感想をいうと、やっぱ労働運動せんといかんな、と。オキュパイが経済闘争であることは自明であるが、改めて確信。ウィスコンシンのような闘いをせねば。Rt @BeneVerba: 【RT希望】◆『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』 http://t.co/syBjDIrd secretaria1988 2012/10/25 18:11:46 OWSが多様な価値観や思想潮流の合流点なりえたのは、やはり経済闘争であったからだろう。失業の増大、公務員の賃下げ、学費値上げ、医療福祉のカットなとなど。そういった全面攻勢への反撃としての「占拠」。故に、軍や警察に所属する人々に対して離反を求められる。 secretaria1988 2012/10/25 18:25:59 OWSという運動を参照して学ぶのは、広範な連帯を可能にする、経済闘争という方向性と、各戦線を結びぶ、デモクラシーだろう。GAを合意の技法としてではなく、各戦線、潮流を結ぶ、思想/実践として学ばねばなるまい。日本における輸入がうまくいかないのは(輸入自体は悪くない)、このあたりかな secretaria1988 2012/10/25 18:34:07 数日間の感想ツイートありがとうございました。 編集者さんと「地味な」本ということで意見が一致していたのですが、力のある本と言ってもらえて嬉しいです。RT @secretaria1988 1冊のパンフレットや書籍を、人を活動家にさせる事がある。これはそういう稀有な例の一つだと思う。 BeneVerba 2012/10/25 19:08:08 そこら辺が日本との違いですね。まだ左翼や労組を忌避している。 RT @secretaria1988 やや真面目に感想をいうと、やっぱ労働運動せんといかんな、と。オキュパイが経済闘争であることは自明であるが、改めて確信。ウィスコンシンのような闘いをせねば。RT 『はじまりの物語』 secretaria1988 2012/10/25 18:11:46 もはや活動家モードなので(笑)、嘆いたりはしないです。あの本で会った事もない活動家とつながっていることを知ったので。左翼フォビアをこえて、どうズコッティをつくるのか、それが今の関心です。Rt @BeneVerba: そこら辺が日本との違いですね。まだ左翼や労組を忌避している。 secretaria1988 2012/10/26 00:10:41 「『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』を今日読み終えた。精読とはいい難い。電車、昼休みによんだ。スタバでもよんだ。読み終えたあと感じたのは、人に読ませたいという感情。だから、さっき人にあげてしまった。こんなことは、はじめて。 http://t.co/syBjDIrd secretaria1988 2012/10/26 00:17:54 活動家の諸氏は日々敗北の連続だろう。練にねったオルグ作戦は失敗続きかもしれい。でも、止めないのはなぜ。勝てる確信が多分あるのだ。たぶん。私個人は、それなりの手応えを、感じることがある。長年進めてきたオルグもたまに芽を出すようになってきた。いや、勝てるんだよ。まじで。 secretaria1988 2012/10/26 00:44:53 コメント: まとめを更新しました。 BeneVerba 今回の更新は、廣田鉄斎さんの山形浩生氏への批評を自主的に削ったことと、 野間易通氏の書籍への表現を独立したセクションとせず統合したことです。 BeneVerba 書籍への表現→書籍への評言 BeneVerba コメント欄にて補足します。「気になるのは、私と同じ反原連批判の態度…」というツイートは気持ちが先走りすぎたかもしれません。この本を訳している時に「ポキュパイ」のような動きがあることを知ってほしいという思いが強かったので。今言うのならば、むしろ反原連関係者に読んでほしい。反原連と同様とも言えなくもない、「社会の悪に立ち向かった運動が、それを再生産してしまう」ということが書かれているからです。その意味で野間氏にはそこまで読んでほしいですね。 BeneVerba まとめを更新しました。訳者が人々の感想を自分でまとめるのもどうかと思いますが、誤読などを除外すれば、訳者に訳した本の解釈を独裁する権利はありません。私の読み方と異なる読み方があってむしろ読者の方から学んでいます(これもSNS時代のあり方かもしれません)。 BeneVerba
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by BeneVerba
| 2012-10-26 11:14
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そう言えば、山形浩生氏は自分が共同訳した本をどう読んだのだろうか。前のエントリで新たに訳したように、「ウォール街を占拠せよ:今世界でもっとも重要なこと(Occupy Wall Street: The Most Important Thing in the World Now)」というナオミ・クラインのスピーチには、世界の運動の「飛び跳ね」に触れた部分があるのだが。『99%の反乱――ウォール街占拠運動のとらえ方』には、このスピーチが掲載されている。同書から引用する。
ナオミ・クラインが「Madison to Madrid」とわざわざ語った意味が、山形氏には理解できなかったようだ。日本語での情報が極端に少ないという、私も悩まされる問題のために仕方のないことなのかもしれない。だが、私が相談したある人の言葉を借りれば、「新人いびり」は止めてほしいものである。 引き続き山形浩生氏に謝罪と訂正を要求する。 10/26の追記: カテゴリとして「ぼやき」とした本エントリだが、まだぼやきは続く。この記事を投稿した時に、山形浩生氏の「ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語」への書評ならぬ書評へトラックバックを送ったが、表示されていない。また、その後次のコメントを投稿したが、いまだ承認されていない。
だが、その後本日二六日の一八時には、「『社会を変えるには』評への批判を受けて」というエントリが氏のブログに投稿されている。 念のために述べておくと、「マディソン」「マドリッド」は通りの名前でなく、「ウォーカー知事への大規模な抗議が起きたウィスコンシンの州都マディソン」「M15運動の起きたスペインの首都マドリッド」と解釈するのが妥当である。これは発端である氏の書評に関わる問題であり、関係ないエントリなので表示しなかったとは言えない。 ソクラテス以前の哲学者ヘラクレイトスの言葉として伝わっている断片を、少し変形させて引用する。「真実を聞いた後もなお会得できない者どもには、『いるのにいない』という言葉がふさわしい」。
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by BeneVerba
| 2012-10-25 18:42
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ウォール街を占拠せよ:今世界でもっとも重要なこと
Occupy Wall Street: The Most Important Thing in the World Now 2011年10月06日 - ナオミ・クライン 原文:http://www.naomiklein.org/articles/2011/10/occupy-wall-street-most-important-thing-world-now ![]() Photo by David Shankbone *私は、木曜日の夜に「ウォール街を占拠せよ」で話すように招かれるという、栄誉を授かった。恥ずべきことに拡声器が禁止されていたので、私が言ったことは全て、他の人々にも聞こえるように、何百人もの人々によって復唱されなければならなかった(別名「人間マイクロフォン」[1]。そのために、実際に私がリバティ広場で口にした言葉は、非常に短いものでなければならなかった。そのことを念頭に置いてほしい。これはより長い、ノーカット版のスピーチである[2]。 あなたたちを愛しています。 私は今、あなたたち数百人に向かって「あなたを愛しています」[3]と大声で返しなさい、とは言いませんでした。これは明らかに人間マイクロフォンのボーナス機能ですね。他の人たちから自分に言ってほしかったことを、自分から他の人たちに言ってください[4]。ひたすら大きな声で。 昨日、労働者のデモで講演者の一人がこう言いました。「我々はお互いを見つけたのだ」と。この感慨は、まさに今ここで創造されているものの美しさを捉えています。それは、より良い世界を望んでいる全ての人たちが、お互いを見つけることのできるように大きく開かれた空間です。そして、同じくらいに、どんな空間でさえも収容できないほどの大きなアイディアです。私たちは今とても大きな嬉しさに包まれています。 私が知っていることが一つあるとすれば、かれら一%の富裕層たち[5]は、危機を愛しているのだということです。人々がパニックに陥り、絶望し、何をすればいいのか誰も見当がつかない、その時こそ、かれらが自分たちの「ほしい物リスト」、つまり企業優先の政策を押し通す絶好の機会なのです。教育と社会保障を民営化すること。公共サービスを大幅に削減すること。企業の力に対する最後の制約を取り除くこと。現在の経済危機の最中で、これこそが世界中で起こっていることなのです。 そして、この戦略を防ぐものがたった一つだけ存在します。幸いにも、それはとても大きなものです。それは九九%です。この九九%がマディソンからマドリッドまで通りに繰り出して[6]、「ノー、私たちはお前たちの危機に金を払うつもりはない」と言うことです。 そのスローガンは、二〇〇八年にイタリアで始まりました。そして、それはギリシャ、フランス、アイルランドと飛び跳ねていき、はるばると旅をして、遂に危機が始まった場所へとたどり着きました。 「かれらはなぜ抗議しているんだ?」。テレビでは当惑した識者たちがそう訊ねています。 その一方で、世界の残りはこう訊ねているのです。「なんでそんなに時間がかかったんだい?」。「いつになったら現れるのかと思っていたよ」。そして何よりもこう言っているのです。「ようこそ」と。 多くの人々が「ウォール街を占拠せよ」と、一九九九年にシアトルで世界の注目を集めた、いわゆる反グローバリゼーション抗議運動[7]との類似点を比較しています。あれはグローバルで、若者主導で、分散型の運動が、企業の力に対して直接的に狙いを定めた最後の時でした。そして私は、私たちが呼ぶところの「諸運動による運動(the movement of movements)」の一部だったことを、誇りに思っています。 しかし、そこには重要な違いもまたあるのです。たとえば、私たちは目標として、世界貿易機関(WTO)、国際通貨基金(IMF)、G8といったサミットを選びました。サミットはその性質上一時的なもので、一週間続くだけです。それはつまり、私たちもまた一時的な存在であったということです。私たちは現れ、世界中のメディアの見出しを飾り、そして消えました。それから、九・一一攻撃に続く苛烈な愛国心と軍国主義の狂乱の中で、私たちを完全に一掃するのは容易なことでした。少なくとも北アメリカではそうだったのです。 一方で、「ウォール街を占拠せよ」は固定された標的を選びました。あなたたちは、ここでの自分たちの存在に、終了期日を設けていません。これは賢明なことです。あなたたちが居続けるその間だけ、あなたたちは根を伸ばすことができるのです。これは決定的なことです。あまりにも多くの運動が美しい花々のように咲き誇り、すぐに死に絶えていくのが情報化時代の現実です。なぜなら、それらは土地に根をはっていないからです。そして、どうやって自分たち自身を維持し続けるのかという、長期的な計画を持っていないからです。だから嵐がやって来ると、洗い流されてしまう。 水平的かつ深く民主的であることは、とても素晴らしいことです。しかし、そうした諸原則は、これからやって来るであろう嵐に耐えることのできる、頑丈な構造や組織を築き上げる重労働とも共通するものなのです。私は、それがやがて起こるのだと確信しています。 他にもこの運動は正しいことをしています。あなたたちは、非暴力であろうと決心しています。あなたたちは、メディアが切望している、壊れた窓や通りでの乱闘のイメージを与えまいとしています。そしてその驚くべき自制心は、警察の恥ずべき不当な暴力が、いくどとなく話題になるという結果を引き起こしているのです。それこそまさに、私たちが昨晩に多く目撃したものです[8]。一方で、より多くの知恵とともに、この運動への支持は拡大し続けています。 しかし、一〇年という歳月がもたらした最大の違いは、一九九九年には、熱狂的な好景気の絶頂時に、私たちは資本主義と対決していたことです。失業率は低くて、株式のポートフォリオは急騰していました。メディアは金融緩和政策に酔い、当時は操業停止(shut downs)ではなく、新設企業(start-ups)に関する報道ばかりでした。 私たちが指摘したのは、その熱狂の背後にある規制撤廃が相当の犠牲を払うものであるということでした。それは労働基準に損害を与えていました。それは環境基準にも損害を与えていました。企業は政府よりも強力になろうとしており、民主主義に損害を与えていました。しかし、正直に言って、良い時代が過ぎる中で、貪欲に基づく経済システムに対して挑戦することは、困難な説得でした。少なくとも豊かな国々ではそうだったのです。 一〇年後の今、もはや豊かな国などないかのようです。ただ、たくさんの豊かな人たちがいるだけです。公共の富を略奪し、世界中の天然資源を使い尽くしながら、豊かになった人たちです。 論点は、今日では誰もが見て取れるように、このシステムがとてつもなく不公正で、制御不能なまま疾走していることにあります。足かせをはずされた貪欲は、世界経済を破壊しました。そしてそれは同じく、自然界も破壊しているのです。私たちは海を乱獲し、水圧破砕(フラッキング)と深海掘削で水を汚染し、アルバータ州のタール・サンドのような、地球上でもっとも汚いエネルギーの形態へと向かっています[9]。そして、私たちが排出する炭酸ガスは、その総量を大気が吸収することはできず、危険な温暖化を引き起こしています。複合的な災害が新たな常態となりました。経済的であり生態的である災害です。 これらは紛れもない現実です。一九九九年に比べて、こうしたことがあまりにも露骨で、あまりにも明白なため、公衆が理解するのも、素早く運動を構築するのもはるかに容易なのです。 私たちがみな知っているように、あるいは少なくとも感じているように、この世界は逆さまなのです。私たちは、実際には有限であるものに対して、まるで尽きることがないかのように振る舞っています。化石燃料とその排出物を吸収する大気中の余地のことです。そして私たちは、実際には豊富であるものに対して、まるで厳格で不動の限界があるかのように振る舞っています。私たちが必要とする種類の社会を構築するための財源のことです。 私たちの時代の課題は、これをひっくり返すことです。この偽の希少性に挑戦することです。私たちには、まともで包摂的な社会(decent, inclusive society)を構築するだけの余裕があるのだ、と主張し続けることです。その一方で、同時にまた、地球が引き受けることができる本当の限界にも配慮することです。 気候変動が意味しているのは、私たちはこれを、締め切りまでに成し遂げなければならない、ということです。今度は私たちの運動は、事件によって気を逸らされても[10]、分断されても、燃え尽きても、一掃されてもなりません。今度こそ、私たちは成功しなければなりません。私が言っているのは、銀行を規制し、金持ちに増税することではありません。それらも重要なことではあるとはいえです。 私が言っているのは、私たちの社会を統治している根本的な価値観を変える、ということです。それは、メディアが好むような一つの要求にぴったり収めるのは難しいし、どういう風に成し遂げればいいのか把握するのも難しいことです。しかし、難しくてもなお緊急を要することなのです。 しかし、私はそれを、この広場で起こっていることに見ています。お互いに食べ物を与えあい、お互いに暖を取りあい、自由に情報を共有し、無料で医療や瞑想の授業を提供し、エンパワーメントの訓練を施すというやり方の中に[11]。ここで見つけた私のお気に入りのサインは、「あなたのことを気にかけている(I care about you)」というものです。お互いの視線を避けるように人々を訓練して、「奴らには死なせておけ」と言わせる文化において、これは深遠でラディカルな声明です。 最後にいくつかの考えを述べましょう。この偉大な闘争の中で、重要ではないいくつかのことがあります。
そしてここに、重要ないくつかのことがあります。
私たちは、経済的にも政治的にも地球上でもっとも強力な勢力に、喧嘩をふっかけました。それは恐ろしいことです。そしてこの運動が、ますます強力に成長するにつれ、もっと恐ろしいことになるでしょう。そこには小さな目標へ移行するという誘惑があることに、常に警戒しておいてください。たとえば、この集会であなたの隣に座っている人に対して、のようにです。結局のところ、それは勝つのが容易な闘いなのです。 そうした誘惑に屈してはなりません。私はくだらないことで言い争うな、とは言いません。しかし今度こそは、これからの長い長い年月のために、私たちが協力して働こうと計画したかのように、お互いをとり扱いましょう。なぜなら待ち受けている課題が、まさにそれを要求するからです。 この素晴らしい運動を、それが世界でもっとも重要なことであるかのように取り扱いましょう。なぜなら、実際にそうだからです。本当にそうなのですから。
訳者コメント: 一つ前のエントリで宣言した通りに、これまでに訳したOWS関連の文書を見直していくことにした。いずれはPDFの形に編集し、自由に配布・印刷できるようにしたいと考えている(PDFでなくとも良いかもしれない。是非ご意見を)。また、以前の訳文を残しておくため、読者に新しい翻訳の完成を知らせるためなどの理由で、新しいエントリとして公表していくことにした。 訳に当たっては訳註を多くし、全くウォール街占拠になじみがない人にとっても、理解の助けとなるようにした。そのいくつかでは自分の翻訳である『ウォール街を占拠せよ――はじまりの物語』を参考としている。理由は、そうするのがふさわしいからである。他にそういった本があればそれを挙げただろう。「ウォール街を占拠せよ」に関しては、未だ極端に日本語での情報が少ないことを考慮してほしい。それがPDFという形態での配布を考えた理由の一つでもある。 このナオミ・クラインのスピーチは、OWS関連のものとしては、拙ブログでもっとも多くの読者を獲得した。Googleで「ウォール街を占拠せよ」検索すると「ウォール街を占拠せよ:今世界で最も重要なこと」が「他のキーワード」として表示されるくらいだ。このスピーチの和訳を最初に公表してから、一年以上がたつ。「We are so grateful」を、「私たちは大きな嬉しさに包まれています」(以前の稿)と訳したのは今でも誇りである。 10/28の更新: 訳註も含めて再チェック、主に日本語表現の面で見直した。意味の変わったところはほとんどなく、「これ」を「それ」に変えるなどの微妙な言い回しの調整。おそらく投稿時の操作ミスで、訂正したはずの脱字が残っていたのであらためて訂正。他には、「他の人たちからあなたに言ってほしかったことを、あなたから他の人たちに言ってください」を「他の人たちから自分に言ってほしかったことを、自分から他の人たちに言ってください」に変え、訳註を若干追記した。
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by BeneVerba
| 2012-10-25 16:17
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![]() いつ頃からかは忘れたが、おそらくは『ウォール街を占拠せよ/はじまりの物語』を訳していた期間に、これまでに発表した「ウォール街を占拠せよ」(OWS)関連の翻訳を基本的に全て見直して、PDFとして配布することを考え始めた。もちろんOWSは『はじまりの物語』にも書かれているように、現在も進行し、発展している運動である。同書中の登場人物ベッツィ・フェイギンの言葉を借りれば、「これは、はじまり――いえ、はじまりですらない。これは今も続いている。急速に発展していってる」ということなのだ。 とはいえ、もしくはそれだけに、ある程度の期間を区切るのならば、そうした試みには記録としての意味があるはずだ。例えば、OWSが始まってからの一年間、あるいは今年のメーデーまでの文書に限るなど。昨年九月一七日以前のドキュメントを入れることも考えられる。そうすれば、OWSの初期の動向を示すことができるはずだ。また、時系列表のようなものや解説(訳註になるかコラムのようなものになるかわからないが)を、加えることも考えられる。それに写真も入れたい。 こじつけかもしれないが、OWSが流動的な運動体であるのなら、その翻訳もそうであって良いのではないか?これ以上変更することはないと明言していた、ナオミ・クラインのズコッティ公園でのスピーチ「ウォール街を占拠せよ:今もっとも重要なこと」の訳文も見直すつもりだ。読者がそのPDFを読んで、OWSの最初の一年間(これは厳密な区切りではない)がわかるような小冊子にしたい。 配布するPDFのライセンスとしてはクリエイティブ・コモンズを考えているが、これはもう少し考えてみる必要がある。なんにせよ、まずおそらくはブログでの更新が最初となるだろう。それらが一通り済んだ段階で、PDFとして配布するという手順になるはずだ。 私が先に進むためにも、おそらくそれは必要なことだ。
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by BeneVerba
| 2012-10-24 16:42
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10/17
久しぶりにあれをやるか。 posted at 03:56:29 「提示した」と「示した」の違いがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:56:40 「病態」と「症状」の近いがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:56:52 「喚起」と「注意」の違いがわからない。「注意を喚起する」とかもあってさらにわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:57:16 「~した」と「~していた」の違いがわからない。わかる時もあるけど迷う時が多い。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:57:54 「述べる」は「語る」に比べて、「詳細に喋る」というニュアンスがあるな。「語る」は内容が感情に関わる場合かも。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:58:07 「~名」と「~人」の使い分けがわからない。 「百名」と「百人」とかね。#言葉の使い分けがわからない posted at 03:58:41 「~において」と「~における」の違いが五時間ぐらい考えてもわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:59:03 「9・11」が「きゅう・てん・いちいち」なのか「きゅう・まる・いちいち」なのかが分からない。大江健三郎なら後者の読み方をすると思う。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:59:14 「黙想」と「黙祷」の違いがわからないと思う。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:59:34 「つまりそれは」と「それはつまり」の違いがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 03:59:43 「著書多数」と「著作多数」の違いが全くこれっぽっちもわからない。#言葉の使い分けがわからない posted at 03:59:55 「など」にすべきか、「等」にすべきなのかがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:00:06 「~で」と「~において」の違いが真剣にわからない。#言葉の使い分けがわからない posted at 04:00:49 「清掃」と「掃除」の違いがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:00:59 「~によると」と「~によれば」の違いがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:01:41 今日はこれくらいにしておくか。 posted at 04:02:12 10/29 みんな結構起きているんだね。あれをやろうと思ったのに。 posted at 03:38:55 夜はまだ明けていない!カタギの人はたぶんまだ寝てる!今ならまだ間に合う! posted at 04:33:51 漢字の閉じ開きが全くわからない。「~に拠ると/~によると」「例えば/たとえば」その他たくさん。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:34:23 「訊ねる」と「訊く」の使い分けがわからない。場合によっては、質問する時でも「聞く」とすることがあり、さらにわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:34:33 どう羅列したらいいのかわからない。「社会・経済」「社会、経済」「社会経済」?それとも「社会や経済」「社会と経済」? #言葉の使い分けがわからない posted at 04:34:45 「~しています」と「~しているのです」の違いがわかりそうもない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:34:56 「その頃には」と「当時には」の使い分けができる人に会ってみたい。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:35:17 「同じく」と「同様に」の違いがわからない。これ前もツイートしたっけ?それもわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:35:46 「拡声器」と「メガフォン」の違いがそう簡単にわかると思うなよ! #言葉の使い分けがわからない posted at 04:35:59 「栄誉」と「名誉」の違いがわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:36:22 「復唱」と「反唱」の違いは、まあわかったことにしても良い。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:36:31 「ギリシャ」なのか「ギリシア」なのか、やはりわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:36:42 私たちが使っている汎用計算機のことを「コンピュータ」ではなく「コンピューター」と表記することに抵抗はない。だが、文字を編集するソフトウェアのことを「エディタ」ではなく「エディター」と表記することには抵抗がある。 [1/2] #言葉の使い分けがわからない posted at 04:36:58 これは、「エディタ」はソフトウェアを示し、「エディター」は編集者を示すというように意味が分化しているのだろうか? [2/2] #言葉の使い分けがわからない posted at 04:37:08 「~する時」と「~するための時」の違いってあるかな。あるんだろうな。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:37:35 「~してます」と「~しています」の違いを8字以内で述べよ(配点7点)。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:37:54 「~することのできる」「~できる」「~られる」の使い分けがわからないが、あえて追及しない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:38:05 「~している」「~しているのです」「~してます」……。やはりわからない。 #言葉の使い分けがわからない posted at 04:38:22 これで終わったと思うなよ! posted at 04:39:37
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by BeneVerba
| 2012-10-17 04:12
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![]() あの反原連の野間易通氏も大絶賛!! *この画像は実際の帯ではなくパロディです。画像はクリックにて拡大します。やっつけなので細部は荒いです。この帯の引用元および元になったTwitterでのやりとりは、下記アドレスなどをご覧下さい。また、記事「OWS有色人作業部会からの有色人への呼びかけ」(抜粋)もご覧下さい。ちなみに私も『デモいこ!』を買いました。 https://twitter.com/kdxn/status/257514350275878913 http://twilog.org/BeneVerba/date-121015 10/15の変更:
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by BeneVerba
| 2012-10-15 18:50
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![]() 今こそウォール街の占拠を拡張し、多様化するときである。もし、これが真に九九%のための運動であるのなら、それはニューヨーク市の残りの部分を必要とし、アメリカの残りの部分を必要としている。 さて、日本の脱原発運動はどうか?「皮肉なことに、もう一つの負担となって」いないか、「抹殺しようとしている不公平の構造そのものを複製」していないか?
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| 2012-10-15 06:08
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| 2012-10-14 09:01
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オキュパイIMF/世銀 ならびに
世界同時アクション「グローバル・ノイズ 」の呼びかけ 引用元:http://globalnoisetokyo.blogspot.jp/2012/10/blog-post_8.html ![]() 10月12日~14日、日本の東京・有楽町の東京国際フォーラムその他の会場にて、国際通貨基金(以下IMF)・世界銀行年次総会、およびG7・G20等の財務相・中央銀行総裁会議が予定されており、世界各国の財務相・中央銀行総裁など1万人が東京に集結する予定となっています。 この総会は、エジプトでの開催が予定されていましたが、「中東・北アフリカ革命」でムバーラク政権が崩壊したことで開催不能となり 、「日本の復興を世界にアピールしたい」とした財務省の主導で日本への誘致が決まりました。しかし、東日本大震災の被災地の復興はいまだならず、さらに福島原発事故で10万人におよぶ人々が避難を余儀なくされているのが現状です。復興を見世物にしようとする財務省の魂胆に心が寒くなります。 欧州では、2008年のリーマン・ショック以来多くの国々が経済危機に陥る中、これらの国々に対して、大量解雇、社会保障や教育などの大幅削減などを含む緊縮財政が強制され、多くの人々が苦境に陥っています。こうした緊縮財政を主導しているのがIMFをはじめとする国際金融機関です。人々のいのちより銀行の救済を優先し、99%ではなく1%を救うための政策に固執する、これがIMFの実態です。 IMFは、財務省との強い連携関係を軸に、日本に対しても、新自由主義的な政策を強く提言しています。IMFは日本に対して公然と消費税の増税、TPPなど自由貿易協定の推進、医療・福祉分野を含む規制緩和などを提言し、「99%を犠牲にして1%を救う」新自由主義政策の強制を意図しています。また、消費税の増税は、回りまわって、福島原発事故で甚大な被害をもたらした東京電力やそこに巨額の融資をしているメガバンクの救済に使われることになりかねません。巨大企業や銀行のマネーゲームのつけを、「99%」である私たちに押し付けることは許されません。 昨年に引き続き、今年は10月13日(土)に世界同時アクションとして「グローバル・ノイズ」が全世界で呼び掛けられております。日本でもIMF/世銀年次総会に対する一連の抗議行動と共に、原発問題を始め、現在日本が直面している様々な問題に関して、「1%を救う」ことを優先する政府や国際金融機関の政策に対して、大きな異議を唱えたいと思います。 「1%」ではなく、99%を占める私たちのが主人公となる社会の実現に向けて、世界中の多くの人々とつながり、連帯していきましょう。アクションのスケジュールや具体的な内容は下記ホームページなどでお知らせします。 グローバルノイズ(Global Noise) http://globalnoisetokyo.blogspot.jp/ 10/13・IMF・世界銀行年次総会対抗アクション Twitter:@no_imf_tokyo オキュパイ運動連絡会(OccupyTokyo) http://orenrakukai.tumblr.com/ Twitter:@OccupyTokyoJp <国際通貨基金(IMF)、世界銀行について> IMFと世界銀行は、1944年に米国でそれぞれ金融と為替相場の安定化および第2次大戦からの復興のために設立された国際機関で、いずれも米国ワシントンDCに本部があります。IMFは、加盟国が財政危機に瀕した際に融資を行ったり、加盟国の財政政策を監視・提言する役割を負っていますが、加盟国に緊縮財政を強制したり、新自由主義政策の導入を勧告し、人々の生活に犠牲を強いてきました。貸し付けを中心に途上国の開発を行う機関である世界銀行も、途上国に市場開放や新自由主義政策を押し付けてきました。IMF・世銀は、各国からの出資額によって表決権が決まるシステムで、先進国が強い発言権を持っています。発足以来、IMFは欧州人が専務理事、世銀は米国人が総裁を務めており、運営が非民主的であることも問題です。日本はIMF・世銀の世界第2の拠出国であり、その責任が問われています。 水谷橋公園 東京都中央区銀座1丁目12−6 <グローバル・ノイズ注意点> 10/13(土)デモの主催者は下記の通りです。 名称:10・13IMF・世界銀行東京総会に反対するデモ 呼びかけ:「持たざる者」の国際連帯行動 主催:10・13IMF・世界銀行東京総会に反対するデモ実行委員会 世界同時行動グローバル・ノイズ(GlobalNoise)としては上記デモに合流するかたちになります。デモの主催はあくまで10・13IMF・世界銀行東京総会に反対するデモ実行委員会となります。当日は上記実行委員会の指示に従って下さい。(デモ時の隊列や、諸注意など)万一守って頂けない場合は参加をご遠慮して頂く場合がございます。予めご了承願います。
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by BeneVerba
| 2012-10-14 03:37
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